追加で1か月の治療が必要との診断を受けて、会社へ診断書を提出した。
病気休暇の申請も無事に承認されて、とりあえず治療に専念できる環境は整った。
※追加で1か月の療養が決まったときの話は、「2度目のぼくのアカデミア」に書いてるよ。
毎日のように治療しているけど、首はまだ良くならない
そこから1週間、ほぼ毎日のように治療を続けているんだけどねぇ……。
正直なところ、まだ回復の兆しは見えない。
「おっ、良くなってきたかも!」
みたいな瞬間もなくて、相変わらず首は痛い。
このまま治らなかったらどうなるんだろう。
結局、多少の痛みや不調を抱えながら働いていくしかないのかなぁ。
休職して変わってきた「働くこと」への考え方
首の状態がなかなか良くならないこともあって、最近はどうしたら元気に長く働けるかということを考えるようになってきた。
自分はこれまで上司や同僚が望んでいることを叶えようとし過ぎていたと思う。
それにより、体力的にも負荷が大きくなるし、自分のやりたい事ができないというストレスもかかる。
時間的にもできなくなるし、自分が拘りを持ってやっていることでも、周りから色々と言われていくうちに全然違うものに変わってしまうと、それを繰り返すうちにやる気もなくなっていく。
打ち返せるほどの能力がないだけなのかもしれないし、そこまで熱中できるものに出会えていないだけなのかもしれない。
しかし、そのように周りと協調しようとしすぎるあまり、ストレスがどんどん積み重なって身体の不調として噴出してしまったんだと思う。
「自分自身に素直になって、やりたい事をやって、やりたくない事はやらない」
こうやって生きた方がストレスもなくなり、長い人生において元気に楽しく過ごしていけるような気がする。
もし、
とことん熱中できて、
人があまりやっていなくて、
誰かの役に立って、
それがお金にもなる。
そんなものが見つかったら幸せなんだろうなぁ。
まぁ、暗い話はこのくらいにしておこう。
採卵した2個とも胚盤胞に!
先日、体外受精の結果が出た。
※不妊治療を始めたきっかけや、これまで経験してきた体外受精の流れについては「不妊治療を始めて2年|夫目線で振り返る体外受精までの道のり」にまとめているよ。
結果は……
採卵できた2個とも、胚盤胞まで育って凍結成功!!
やったー!!
しかもグレードは、6AAと6BB。
どちらも受精から6日目に胚盤胞になった「6日目胚」だった。
そして、今回初めてAA評価が出た!
これはめちゃくちゃ嬉しかった!
6AA・6BBってどういう意味?
胚盤胞の評価には「Gardner(ガードナー)分類」という方法があり、「4AA」「6BB」のように数字とアルファベットを組み合わせて胚盤胞の状態を表す。

今回の6AAは、発育段階が「6」で、内部細胞塊(ICM)と栄養外胚葉(TE)がともにA評価。
6BBは、発育段階が「6」で、ICMとTEがともにB評価ということになる。
ただし、このグレードはあくまで胚盤胞の形態を見た評価。
6AAだから染色体に問題がない、という意味ではない。
そこで次に行うのが、PGT-Aだった。
次はPGT-Aへ|流産を繰り返してきたぼくたちが受ける理由
不妊治療をやっている人なら分かると思うけど、毎回結果が出るまでは本当に落ち着かない。
ひとつクリアしたら、また次の壁。
そんな感じだからねぇ。
今回できた2個の胚盤胞は、これからPGT-A(着床前胚染色体異数性検査)に出す予定。
💡ちょこっと用語解説
PGT-Aは、胚盤胞の外側にある細胞の一部を採取して、染色体の数に異常がないかを調べる検査。
移植する前に胚の染色体数を調べることで、染色体数に異常がある胚を移植しないという選択ができ、結果として流産のリスクを減らせることが期待されている。
ぼくたちはこれまで、妊娠判定で陽性が出て胎嚢確認まで進んでも、心拍確認までたどり着けず、流産を繰り返してきた。
だからこそ、
「移植する前に、胚の染色体の状態を調べておきたい」
という思いがあって、PGT-Aを受けている。
もちろん、PGT-Aをすれば流産を完全に防げるわけではないし、検査の精度も100%ではない。
それでも、流産を繰り返してきたぼくたちにとって、少しでもその可能性を減らせるのであればやってみたいと思った。
参考:松本レディースIVFクリニック「着床前診断(PGT-A及びPGT-SR)」
せっかく2個とも胚盤胞まで育ってくれた。
今度は染色体検査の結果待ち。
どうかこちらも問題ありませんように。
ちなみに妻は年齢のこともあるし、子宮内膜症もあるため、いつ採卵が難しくなるか分からない。
そのためPGT-Aの結果を待たずに、連続で採卵を行う予定。
いや本当にすごいよ。
採卵って身体的にも精神的にもかなり負担が大きい。
それなのにがんばって治療を続けてくれている。
妻、すごいぞ!
本当にありがとう。
今回の精液検査|WHOの参考値とも比較してみた
そして自分の精液検査の結果はというと、今回はこんな感じだった。
数字だけ見てもよく分からないので、WHO(世界保健機関)の精液検査マニュアルで示されている下限参考値と比べてみる。
| 検査項目 | 今回の結果 | WHOの下限参考値 |
|---|---|---|
| 精液量 | 1.0mL | 1.4mL |
| 精子濃度 | 2億8,620万/mL | 1,600万/mL |
| 総運動率 | 56.66% | 42% |
精液量は参考値を下回っていたものの、精子濃度と運動率は参考値を上回る結果だった。
ただし、WHOの数値は「この数値以上なら妊娠できる」という基準ではなく、精液検査の結果を考えるうえでの参考値。
精液検査だけで妊孕性が決まるわけではなく、複数の項目を総合して考える必要がある。
それにしても、精子濃度2億8,620万/mL。
42歳だけど、精子たちはまだまだ元気にがんばってくれているようだ(笑)
精子たち、すごいぞ!
自費診療になって治療費が一気に重くなった
そして最後に、お金の話。
前の記事でも書いたとおり、保険診療で受けられる胚移植の上限回数に達したため、現在は自費診療になっている。
今回も採卵をして、採れた2個の卵子を顕微授精。
そこから2個とも胚盤胞まで育って凍結し、さらにPGT-Aに出すことになった。
そして今回、顕微授精から胚盤胞の培養・凍結、PGT-Aまで含めて約46万円。
なんと約46万円。
高ぇぇぇぇぇ!!
このうち、PGT-Aは胚盤胞1個につき11万円。
今回は2個なので、
11万円 × 2個 = 22万円。
つまり、約46万円のうちPGT-Aだけで22万円を占めている。
高すぎるだろ!アホか!
しかもこれは、今回の治療全体にかかった総額という意味ではない。
採卵料や精子調整料などは、この約46万円とは別にかかっている。
治療内容や料金は変更される可能性があるので、現在の詳しい料金については松本レディースIVFクリニックの公式サイトを確認してほしい。
不妊治療への支援、もう少しどうにかならないものか
国も子育て支援をがんばってくれているのはありがたいんだけどさぁ。
その前段階の、
「子どもが欲しくてもなかなか授からない夫婦」
への支援も、もう少し手厚くしてくれないものだろうか。
子育ても大変。
でも子どもを授かるまでに苦労している人もたくさんいる。
不妊治療専門の病院の混雑具合知ってるのかな?
めちゃくちゃ混んでるぞ!
本当に子どもを望んでいる人たちが、みんな子どもを授かれる未来がきてほしい。
国、がんばれ!
首も不妊治療も、まだまだ途中
ということで、首は相変わらず治療中。
不妊治療も継続中。
お財布は瀕死。
でも胚盤胞は2個できた。
少しだけ希望が見えた気がする。
そんな今日この頃なのでした。
その後、PGT-Aの結果が出ました👇



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