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不妊治療を始めて2年|夫目線で振り返る体外受精までの道のり

雨の中、不妊治療を象徴する険しい道を夫婦で手を取り合って歩き、光の差す未来を目指すイラスト 不妊治療

不妊治療、まじでつらすぎる。
実はうちの夫婦、不妊治療を始めてもう2年くらい経つ。

このブログではこれから不妊治療についても書いていこうと思っているので、まずは「そもそも、どうして不妊治療を始めたのか」から今までのことをまとめておこうと思う。

不妊治療を始めるまでの道のり

元々うちはセックスレスだった。
でも、子どもは欲しかった。

だからある時、妻に、
「一回、産婦人科に相談しに行ってみない?」
と話してみた。

最初、妻はかなり嫌がっていた。
そりゃあ、一度も子作りせずにいきなり産婦人科だもんね(笑)

でも、なんだかんだ理由をつけて病院へ行ってみた結果、妻に子宮内膜症が見つかった。
さらに、卵巣の片方が腫れていることも分かった。

当時、妻は35歳。
医師から年齢や子宮内膜症のことを考えると、タイミング法や人工授精に長く時間をかけるより、体外受精を考えた方がいいという話をされた。

最初に受診した病院では体外受精ができなかったため、紹介状を書いてもらい、不妊治療専門の池袋にある松本レディースIVFクリニックへ行くことになった。

ダメ元で最初はタイミング法にも取り組んだが、やはりうまくいかなかった。
年齢や子宮内膜症のこともあるので、その後は当初の予定どおり体外受精へ進むことになった。

体外受精の流れ

実際に体外受精を始めてみると、想像していた以上にやることが多い。
ぼくたちの場合は、だいたいこんな流れで治療を進めてきた。

しかも治療が進むにつれて、「顕微授精」「胚盤胞」「タイムラプス」とか、それまで聞いたこともなかった言葉がどんどん出てくる。

妻は自分で色々調べて、医師とも話をしている。
正直、自分は全然ついていけてなかった(笑)

💡 ちょこっと用語解説

顕微授精(ICSI)
1個の精子を細い針で卵子の中に直接注入して受精させる方法。

胚盤胞
受精卵が細胞分裂を繰り返し、さらに成長した段階の胚。

タイムラプス
培養器から胚を取り出さず、内蔵されたカメラで成長の様子を観察する方法。

採卵のつらさ|実体験

採卵するときの妻の肉体的な負担はめっちゃ大きかったと思う。

採卵に向けて毎日排卵誘発剤を自己注射して、薬を飲んで、卵胞の育ち具合を見るために何度も通院する。

ちなみに自己注射は、ペン型の「ゴナールエフ」と「オビドレル」を使っている。
ゴナールエフは卵胞を育てるための薬で、毎日決められた時間に打つ。

オビドレルは最終的な卵子の成熟を促すための注射で、ぼくたちの場合は採卵の36時間前に打っている。
オビドレルはとくに、見るからに痛そうな注射なのだ……。

でも、ぼくたちの場合は採れる卵子がだいたい1個。
妻から聞いた話では、採卵で針を刺すことよりも、針を刺す前の洗浄がとにかく痛いらしい。
隣から叫び声が聞こえてきたこともあるとか……。

実際に治療を受けているのは妻だから、ぼくにはその痛みを完全に理解することはできない。

それでも、そばで見ているだけで、
「これは大変だ……」
ということくらいは分かる。

そんな妻を見ながら、自分にできることといえば車で送り迎えをしたり、毎日のご飯を作ったりすること。

でも、これって足りてるんだろうか。
他の家庭では夫ってどれくらいサポートしてるんだろう。
みんなはどうかな?

妊娠判定の結果とその後

でも、なかなかうまくいかない。
胚移植をして、妊娠判定で陽性が出ることもあった。
その後、胎嚢確認まで進むこともできた。

「今度こそ……!」

と思う。

でも、心拍確認までたどり着けない。
流産を繰り返した。
不育症の検査もした。
でも、原因は分からなかった。

不妊治療の保険適用|年齢・回数制限

2022年4月から、人工授精などの一般不妊治療や、体外受精・顕微授精などの生殖補助医療が保険適用になった。
ぼくたちもこの保険制度にはかなり助けられた。

ただし、体外受精などの生殖補助医療には、年齢や胚移植の回数について条件がある。

治療開始時の女性の年齢胚移植の保険適用上限
40歳未満1子につき6回まで
40歳以上43歳未満1子につき3回まで
43歳以上保険適用の対象外

※制度の詳細や適用条件については、最新の公的情報や医療機関で確認してほしい。

→ 厚生労働省_不妊治療に関する取り組み

うちは会社の補助もあって、高額な医療費になった場合の自己負担をかなり抑えることができていた。

これは本当にありがたかったが、何度も胚移植が失敗に終わり、ついに保険診療で受けられる胚移植の上限回数に達した。

まじでつらすぎんか、これ。

自費診療へ|費用負担の大きさ

ここから、ぼくたちの不妊治療は自費診療へ進むことになった。
そして自費診療になって改めて感じたのが、

不妊治療って、本当にお金がかかる。

採卵、受精、胚培養、凍結、胚移植。
治療内容によって必要な項目も変わるし、さらに検査や追加の治療が必要になることもある。

実際に前回受けた治療では、採卵までに30~40万円かかっている。
特に採卵までに使う排卵誘発剤のゴナールエフがやばい。

ぼくたちが自費診療で支払ったときは1本数万円し、毎日打つうえに、卵胞の育ちが悪ければ追加されていく。
薬だけでも、あっという間に金額が膨らんでいくのだ。

その他の費用については、松本レディースIVFクリニックの公式サイトに、採卵・受精・胚培養・凍結・胚移植など、それぞれの自費料金が掲載されている。

料金は変更される可能性もあるので、最新の金額については公式サイトを確認してほしい。

→ 松本レディースIVFクリニック「治療費について」

不妊治療でつらかったこと

もちろん治療費も大変。
でも、不妊治療を続けていて一番しんどいのは、お金だけじゃなかった。

「今度こそうまくいくかもしれない」

そう期待して、うまくいかなかった。

それを繰り返しているうちに、妻の精神状態もかなり不安定になっていった。
ヒステリックになり、離婚寸前の大喧嘩をすることもしょっちゅう。

もちろん、自分もかなりしんどい。
うまくいかない時は、とことんうまくいかないなぁ……。

人生ってこんなハードモードある?

それでも、まだ諦めたくない

それでも、ぼくは諦められなかった。
妻はもうやめたいと言ったけど、あとちょっとのところまで来てると思えて、どうしても諦めきれなかった。

なんか希望が見えなくて涙出てきた。

くっそぉ……でも、これだけ悪いことが起こっているんだから、必ずその分良いことが起こるはず!

悪い運命なんて必ずぶっ壊すぞ!

その後の不妊治療の経過はこちら👇

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